個人でブログを続けていると、ある日ふと「全く違うカテゴリーのブログを作りたい!」と思ったりしますよね。なかにはフリーランスに転身するためのポートフォリオを作るために、2つめのドメインが必要という人もいるでしょう。
3つ以上のドメインを持っている人なら経験と知識があると思いますが、mixhostで2つめ以降のトメイン取得するときは基本的に無料です。ドメインの購入にはお金がかかりますが、低価格で新しいドメインのWEBサイトを開設することができます。
ここでは私自身の備忘録も兼ねて、mixhostで2つめ以降のドメインを取得する方法について画像つきで解説しています。
- mixhostで複数のドメインを取得したい
- WEBサイトを複数運営したい
- ドメイン名の決め方を知りたい
- mixhostでWordPressをインストールする方法
- 簡単な画像を見ながら設定したい
それでは、mixhostのマイページを開いて新しいドメインの取得準備をしてくださいね。
mixhostにログインして新しいドメインを取得しよう
mixhostのマイページから2つめのドメインを取得する場合、初めてドメインを取得したときと同じように進めていきます。
と言っても……結構忘れてしまってるものですよね
忘れてはいけない設定もあるので見落としのないように気をつけておいてくださいね。
mishostのマイページから新しいドメイン取得の設定をしよう
まずはmishostにログインしてマイページを開かなければ始まりません。ログイン画面へ移動したら、mixhostに登録していた2つを入力してログインボタンを押します。
- メールアドレス
- パスワード
mixhostにログインすると以下のようなマイページ画面となります。次は「ドメイン」から「新規ドメインを取得」を選択してクリックします。
ここで2つめ以降のドメイン取得に進む前に、少しだけ話を脱線させてドメイン名の決め方についてお話します。
今回だけでなく、今後も新しいドメインを取得するときに役立つ知識となるので、ぜひこれからの参考にしてくださいね。
ドメイン名は「わかりやすいもの」にしよう!
新しいドメインは、どのようなドメインにするか決めているでしょうか。ドメイン名は、一度決めると変更できなくなってしまうので意外と悩んでしまうものですよね。
たくさんの人に訪れて貰えるように上手なドメイン名をつけておいた方が良いので、ちょっとだけドメイン名を決めるコツをお伝えします。
ドメイン名は何でも良いというわけではありません。いろいろな人にWEBサイトを訪れてもらうためには、WEBサイトでどんな内容がメインなのかを明確にしておいた方が良いのです。
新しく作るドメインでどんなWEBサイトにするのかという目的に合わせたドメイン名に設定するようにしておいてくださいね。
- 覚えやすく短い長さ
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ドメイン名を長くしてしまうと人に伝えるときはおろか、名刺に入れたいときにもドメインの長さがネックになってしまうケースもあります。覚えやすく短いドメインの方が入力時も間違うこともありません。
- キーワード
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検索をするときのキーワードに関連性があれば見つけて貰いやすくなり、WEBサイトでどんな内容を紹介しているのか一目でわかりやすくなります。WEBサイトの中心的な存在のキーワードや、「osaka」といった所在地を入れることもユーザー目線で良いかもしれません。
- ブランドやWEBサイト名
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もしかするとこれから開設しようとしているWEBサイトは、いつかはブランドする可能性を秘めているかもしれません。ブランドになると当たり前ですがドメイン名にもブランド名がついていますよね。WEBサイトをブランド化するには、まず訪問者を増やす必要があるので、できるだけドメインがWEBサイト名と繋がるように意識してみてください。
あまり考え込み過ぎず、時には「これで良し!」とドメイン名を決めてしまうことも必要ですよ。悩みすぎは良くありません…‥
ドメイン名の次は、ドメインの種類を決めよう
ドメインの名前が決まったらドメインの種類も決めなければ、WEB上にサイトの住所を広めることができませんよね。
ここからはmishostの新しいドメインの購入について、図を使って解説していきます。
ドメインの種類はどうする?
ドメインの種類には.comや.netなど様々なものがあります。「これだ!」と決めたドメイン名が使えるかどうかを確認したら、ドメインの種類も決めていきましょう。
ますは、決まったドメイン名を①に入力してみてください。
間違いがなければ②検索ボタンを押して希望するドメイン名が使用可能かどうかを確認してみましょう。
一生懸命考えたドメイン名が使える場合には、入力窓の下に「おめでとうございます。〇〇.comは取得可能です!」と出てきます。
取得できない場合は前後を変えたドメイン名などで試してみましょう。
ここで出てくる「.com」はドメインの種類であって「.shop」や「.link」が表示される場合もあります。指定したドメインに対して空きがあるドメインの種類が表示されます。
ドメインが決まればドメインの種類を決めることになりますが、種類が多くて何にしたら良いのか悩んでしまいそうですよね。ドメインの種類は大きく3つの分類に分けることができるので、ドメインの種類を決めるときの参考にしてみてください。
- gTLD(ジェネリックトップレベルドメイン)
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よく見かけることがあるドメインたちですが、これらは以前から使われている代表的なドメインの種類でgTLDと呼ばれています。商業組織や教育機関など、何だか敷居が高そうな用途の例とされていますが、特に使用制限や条件などは決められてないので個人でも自由に使うできるので安心してくださいね。
スクロールできます.com 商業組織 .net ネットワーク .org 非営利組織 .edu 教育機関 .int 国際機関 .gov 米国政府機関 .mil 米国軍事期間 gTLDの用途例 - 新gTLD(新ジェネリックトップレベルドメイン)
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最近の新しいWEBサイトで見かけるようになったドメインの種類は新gTLDと呼ばれています。gTLDと新gTLDに大きな違いはなく、国や地域の制限がないというトップレベルのドメインとされています。もちろん、新gTLDも例え個人ブログだったとしても使用して問題はありません。
スクロールできます.info 誰もが利用 .biz ビジネス関係 .mobi モバイル関係 .travel 旅行関連業界 .coop 協同組合 .jobs 人材管理の業務関係 .post 郵便事業関係 .name 個人名 .pro 弁護士、エンジニア、医師など .museum 美術館や博物館 .aero 航空運輸業界 .tokyo 東京の企業や東京に関する情報発信 .city 都市に関する情報発信 .clinic クリニックに関する情報発信 .xxx アダルト業界 新gTLDの用途例 - ccTLD(国コードトップレベルドメイン)
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特定の国や地域に割り当てられているドメインで、国際標準化機構(ISO)で規定されているコードを使っているドメインとなっています。
例≫≫≫『.jp』なら日本、『.us』ならアメリカ、『.cn』なら中国
- 属性型のJPドメイン
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co.jpなどJPドメインを使った属性のドメインは組織の区分で使い分けられているドメインです。組織や団体で利用されているドメインで、企業のコーポレートサイトなどを作る際に参考にしてください。
スクロールできます.co.jp 株式会社、企業組合、信用金庫などの日本で登記されている会社 .or.jp 社団法人や医療法人など法人組織 .ac.jp 高校や大学、学校法人など教育関連機関 .ed.jp 幼稚園や小学校など初等中等教育関連機関 .go.jp 独立行政法人や政府機関など .g.jp 地方公共団体や行政機関など .gr.jp 個人や法人の任意団体 .ne.jp ネットワークサービス .ad.jp JPNIC会員となっている組織用 属性型のJPドメイン
どんなWEBサイトでも合うのは.com、.net、.jpですが人気なので取得できない可能性もあります……
新しいドメインを購入しよう
さて、ドメインの種類が決まりましたか?次はいよいよ購入です。
自分で決めたドメイン名とドメインの種類が組み合わさっている状態のものを購入することになります。
「カートに追加」のボタンをクリックして先へ進むと、ドメイン設定で購入したドメイン名が表示されます。間違いがなければWhois情報公開代行のボタンにチェックを入れて先へ進みます。
新しいドメインの注文を確定する前にもう一度ドメイン名と金額、Whois情報公開代行にチェックが入っていることも確認しておくようにしてくださいね。
問題なければ「お客様情報の入力」をクリックします。
次に、購入においての支払い情報などを入力していきます。
ここでもう一度、ドメイン名とドメインの種類が間違っていないかの最終確認をします。
これ以上先へ進むとドメインのやり直しはできなくなります!
最初のドメインを購入したときにクレジットカードを使っていれば、今回も同じカード情報が記載されています。
新しくカード番号を入れたい場合や、カードの有効期限が変わっている場合には改めてカード情報を入力する必要があります。すべてに間違いがなければ「利用規約に同意しました」にチェックを入れ「注文完」』のボタンを押して購入完了です。
mixhostに登録しているアドレスにメールが送られてきますが、もしメールが届かないときには問い合わせが必要になるので念のため注文番号を控えておいた方が良いかもしれません。
クレジットカードを使用した場合、連続して4通のメールが届きます。
mixhostから届くメールアドレスはnoreply@mixhost.jpですので、届かない場合は迷惑メールなどを確認してみてくださいね。
- 【mixhost】申込み受付完了のお知らせ
- 【mixhost】ご請求金額のお知らせ
- 【mixhost】ドメイン登録完了のお知らせ
- 【mixhost】クレジットカードによるお支払いのお知らせ
ドメイン登録完了のお知らせでは、ドメイン名が記載されているのでWordPressのインストールを行うときにコピーして使えば間違いがなくて済むのでおすすめです。
これで新しいドメインは取得できたので、次は新ドメインにWordPressをインストールしてWEBサイトとしての機能を持たせていきましょう。
新しいドメインをサーバに紐づけする
新しいドメインにWordPressをインストールするために、サーバと紐づけしておかなければなりません。ここでは、mixhostと新たに取得したドメインを紐づける作業を行います。
まずはmixhostにログインし、マイページ画面のホームを見てみると次の画像のように①のドメインの数が増えていることがわかると思います。
ではサーバと紐づけするために「有効なサービス」にある契約中のドメインをクリックします。
画面が変わり上部のドメインおよび中央部分の「パッケージ/ドメイン」には最初に契約したドメインが記載されています。ドメインの紐づけを行うためには、左側のアクション「cPanel」をクリックします。
cPanelへ入り下の方へスクロールすると、ドメインの中に「アドオン ドメイン」がありますので次の画像を参考にしてクリックします。
アドオン ドメインでは、サーバに新しいドメインを追加する作業を行います。これによって、mixhostの中で所有しているサーバ内に新しいドメインの居場所が確保されることになります。
新しいドメイン名に先ほど登録が完了した新ドメインの名前を入力してください。よく間違いやすいのはhttpsから入力したりwwwから入力したりすることですが、ドメイン名なのでmixhostから届いた3つめのメールに記載されているドメイン名です。
どうしても諦めきれず長いドメイン名にしてしまった場合、ここでドメインの入力間違いを起こしてしまう可能性もあるので、十分に確認をしておいてくださいね。もし間違っていたとしてもお知らせ通知はありません。
そうなると、いつまでたってもWordPressを開設できなくなります。
入力が完了すると、自動的にサブドメインとドキュメントルートが入力されますが確認するだけとなります。
すべて確認が終えたら「ドメインの追加」をクリックます。
上記のような画面が出たらアドオン ドメインの設定は完了ですので、WordPressをインストールするため「戻る」を押してmixhostのマイページにも戻ってください。
WordPressを新しいドメインにインストールする
mixhostにはWordPressの簡単なインストール機能があるので難しく考えることはありません。ただし設定した内容を変えれない場合や、WordPressのログインに必要な情報をメモするなど気をつけておかなければならないことがあります。
WordPressのインストール方法を順番に解説していくので参考にしてみてください。
WordPressをインストールする
まずは先ほどのアドオン ドメインがあった場所と同じcPanelへと移動します。
下の画像のように「SOFTACULOUS APPS INSTALLER」の場所にある「WordPress」をクリックします。
WordPressのインストール画面に切り替わるので、ここでは「今すぐインストール」だけをクリックします。
ここではソフトウェアのセットアップとサイトの設定を行います。
あとから変更できるものもありますが、WordPressにログインするための設定は必ずメモを取るようにしておいてくださいね。
すべて入力が終われば下へスクロールしてWordPressのインストールを開始します。
Choose Installation URL | 新しく取得したドメイン名 |
サイト名 | WEBサイトのタイトル(あとで変更可能) |
サイト説明 | WEBサイトの説明(あとで変更可能) |
Admin Username ※要メモ | WordPressログイン用のユーザ名(半角英数字) |
Admin Password ※要メモ | WordPressログイン用のパスワード |
管理者Eメール ※要メモ | WordPressログインユーザのメールアドレス |
WordPressのインストール前にテーマを決めることもできますが、ここではテーマを選択せずWordPressのインストールを開始するため「インストール」をクリックします。
インストールが完了すると以下のような画面に変わりますので、新しいドメインのURLとWordPressのログインURLを確認しておいてください。
上の画像のURLをどちらでも良いのでクリックしてみると、まだドメインが反映されておらずWEBサイトにアクセスできない状態であることがわかります。
- このサイトにアクセスできません
- ページを開けません
- サーバが見つかりません
- アクセスしようとしているサイトを見つけられません
- このページを表示できません
ドメインが反映されるまでは数分から数時間、長ければ1日かかる場合がありますので、時々確認しながらドメインが反映される時を待ってくださいね。
新しいドメインが反映されないときの対処法
実は私も1度だけ経験がありました……
1日待っても2日待っても新しいドメインが反映されず、なにかトラブルが起きているのかと本当に焦りました。
- この接続ではプライバシーが保護されていません。
「WordPressクイックスタートに関するトラブルへの対応方法」を頼りに調べてみても……
どれも何だかピンとこない状態でした。
悩んだ末ふと気づいたことは、思いも知らない出来事でした。
取得したドメインとインストールしたドメインが違ってた(笑)
たった1文字のスペルミスのおかげで、予定より3日遅れのWEBサイト立ち上げとなったわけです。
どうしてもWordPressのドメインが反映しないという場合は、このようなまさかの事態もあり得ることなので、よく確認してみてくださいね。
WordPressのログイン方法
WordPressのログイン方法は知っている人が多いとは思いますが、念のためこちらでも紹介しておきますね。
WordPressにログインするには、新しいドメインのURLの最後に「wp-admin」を追加します。このURLがWordPressのログイン画面となります。
これ、気づいていると思いますが……WordPressのログイン画面はURLを知っていれば簡単に侵入することができます。ドメイン名のあとに「/wp-admin/」を入力すれば良いだけですもんね。
ハッカーはパスワードなどを簡単に解析してしまうので、あまりにも簡単にログインできるようでは問題です。できるだけ複雑にしておく方が安心です。
ユーザー名やパスワードは他の人から推測されない文字列の方が安心です。
プラグインを使ってセキュリティを強化することでWordPressのログイン画面URLを変更することもできるので、できるだけセキュリティ強化をしておいてくださいね。
WordPressのログインは、ログイン画面で次の2つを入力することでログインすることができます。
- ユーザー名またはメールアドレス
- パスワード
あとはログインをクリックしWordPressのダッシュボード画面に移動すれば、WEBサイトを作り始めることができますよ。
せっかくドメインを取得したので、ぜひ独自ドメインを使ったメールアドレスも使えるように設定してみてください。
まとめ
複数のWEBサイトを運営するには同じだけドメインを取得し管理する必要があります。
同時進行の運営・管理は大変だと思いますが、ぜひブランド力のあるWEBサイト作りを頑張ってくださいね。